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ダイエットと読書と労働とあれこれ

3/25永原真夏ソロ@東高円寺二万電圧

3/25永原真夏ソロワンマン@東高円寺二万電圧 メモ

ソロ初のワンマンとのことで持ち歌からカバーまで。

会場は本人が10代の頃から出ていたハードコアのライブハウス。100人くらいかな?小さくて近い会場だった。

若い女の子ばっかりかと思いきや3〜4割が男の子だったような。でもみんな若かったな。

編成はsuper good bandだった。確か永原真夏+super good band 名義でもライブをやっていたので、ソロ名義のライブとの違いがよくわからない。そういえば『バイオロジー』はソロ名義で『青い空』は+スパグ名義だった

セットリストはバイオロジー以降が中心。

『応答しな!ハートブレイカー』から始まったような気がする。

銀河鉄道999の曲やスイセイノボアズの『64』を中盤に挟んでいて、『64』の本家にはない種類のしなやかさ(「パレードの後を着いてくる〜」のあたりとか)よかった。でも緩急のつけ方がベタすぎる気がした。

この日のハイライトは『オーロラの国』だった。MVを見たときは「ちょっともうついていけないかな」なんて思ってたんだけどとてもよかった。「オーロラの国」っていう仮想の、理想の国を歌う歌詞に実態が見えた気がした。ライブの中で説得力を獲得して行ったようなかんじ。会場の「オーロラ!」のレスポンスも熱かった。真夏ちゃんが会場に降りて「オーロラ!」コールをやってたのは最初宗教っぽかった(「新しい国を作ろう」っていう歌詞だし)けどだんだん面白になっていってたので長すぎたんだと思う。

あと『リトルタイガー』がよかったな。新曲もよかった。新曲の『この愛がそうだよ』はライブ映えするなあ。

今回はセバスチャンXの曲は一切なし。音沙汰名義もsuper good だけかな?『ホームレス銀河』はスパグ名義のシングルに入っているので。ちょっと物足りない感じがあった。実際ライブは2時間ちょうどだったし。

セバスチャンXが解散してからソロで指導するまでが早すぎて(確か活動休止ワンマンから2ヶ月くらいで音源出してる)「ちょっと待ってくれよ」って感じだったのが最近ようやく追いついてきたかんじ。

この人はライブ中によく笑う人だと思っていたのだけど(本当に「あはは」って声を出して笑う)、今回めっちゃ笑ってたな。昔なんかの媒体で「MCがグダグダ」って苦言を呈されていたMCが結構良くて、言葉にしにくそうな、作品の核になるようなところを「わからないか?」とか言いながら説明しようとしていてグッときた。

「かすみ草をそのまま渡すのではなく、ビニールで包んでリボンをかけてプレゼントするような作品を作りたいし、そういうものを信じている」みたいなことを言っていて、グッズ展開とか活版印刷を使うとことか「そういうことなのか」と思ったり。

セバスチャンX時代より解放的というか、小さい箱だったからなのかMCに警戒心がない感じがした。てらいがなさすぎて面食らっちゃった。

とてもよかったけどでもやっぱ物足りなかったな。音沙汰のライブ盤に好きな曲がいっぱい入ってるから(「しろくまオーケストラ」とか「荒野の彗星」とか誰名義か知らないけど)その辺も聴きたかった。

今度は音沙汰のライブが見たいな。

私は工藤歩里さんの演奏中の動きとか表情が大好きなんだ

いつかはもっと大きい会場で見たい。私はセバスチャンXは2010年代のジュディマリになれると本気で思ってたんだよ

https://youtu.be/aqKePGKczUE